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ゲームと現実の区別はつきますか?

 コンピューターは何でもできるなどと言われますし、私も、性能が許す限りコンピューターは何でもできると思います。極端な話、そのうち、人間の知覚をすべて操るようなことも技術的には可能になるかもしれないなんて思います。

 テレビゲームはテレビ画面にしか表示されないので、テレビに映っている世界が現実とは異なる世界であることは簡単に分かります。しかし、視界の一部だけでなく、視界全体にゲーム画面をどうなるでしょう。視覚だけでなく聴覚でも錯覚させることはできるようで、ヘッドホンから流れてくる音が、自分の後ろの方から聞こえてくるように感じる方法もあります。

 もし、こんな感じで人間の知覚をすべて操ることができると、現実とは全く異なる世界にいるよう、完全に錯覚することさえあるかもしれません。ひょっとすると、そのような技術はもう実現されていて、現実だと思っている世界は、実は作られたものだったということもあり得ます。本当は自分は眠っていて、機械で映し出される世界を見ているのかもしれません。それに加えて記憶まで作れるとすれば、架空の世界を見ている人は、自分が架空の世界にいることに気付かないでしょう。そのような証拠など出てこないはずですから。

 これはちょうど、ゲームの世界の主人公は、自分がプレーヤーに操られているなど思っていないのと同じことです。ゲームの登場人物は「100年前に伝説の勇者が世界を救った」なんていうねつ造された歴史をそのまま信じていたりするわけです。

 また、現実の世界にリセットボタンはないとも言われますが、そんなのは分かりません。ゲームのプレーヤーがリセットボタンを押すと、ゲームの世界で進んだ時間やキャラクターの経験値、記憶などが完全に元に戻ります。そのため、ゲームの世界の住人はリセットされたことに全く気付きません。私たちが現実だと思っているこの世界も「誰かにリセットされた」かもしれません。また、リセットされたことの証拠がこの世界に現れることはありません。

 科学は「(必ずしも真実ではなく)科学者に信じられていることに過ぎない」なんてことをどこかで聞いたことがありますが、実際にそうなのでしょう。たとえば「電気」というのは「人間がそういう風に認識している」だけの話です。科学自体も同じように人間の認識に過ぎないと思われます。「この世界は誰かに操られているかどうか」などという認識できないことは(たぶん)扱われません。

 何が現実で何が架空の世界なのかよく分からなくなってきますが、きっと考えるだけ無駄でしょう。仮にこの世界がゲームの世界だったとして、リセットされても電源を切られても私は気付きません。そのため、私から見てプレーヤーができることは意外に少ないです。とりあえず普通に生活していれば良さそうです。

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