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紛らわしい名言

 「しない善よりする偽善」という言葉があります。一体なぜ悪行を勧めるのかと不愉快に思う人もいるかも知れませんが、そのように思っているとしたら誤解です。

 世間一般では「善行に見せかけた悪行」の意味で「偽善」という場合が多いような気がしますが、goo辞書で「偽善」の意味を調べてみるとこのように載っています。

ぎぜん 0 【偽善】
本心からではない、うわべだけの善行。⇔偽悪

 たとえ行為が善くても本心が伴わなければ「ニセものの善」だというわけです。「善行に見せかけた悪行」という意味だと勘違いされることから、「行為が善ければ善」という考えが広まっていると考えられます。

 結局のところ「しない善よりする偽善」というのは、「何もしないことに比べれば、心がこもってなくても善行をする方がよい」という意味です。犯罪の教唆をしているわけではないので誤解してはいけませんよ。

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参考文献はどこで引用すべきか

 修士論文発表会が終わり、修士論文も既に提出し、もはや修士了を待つのみとなりました。ただ、自転車を駅の自転車置き場に置いてきてしまったことなどのヤボ用があるので、学位認定授与式の前に少なくともあと1回は大学に行く必要があります。

 さて私が通っていた大学では、論文やレポートを書くときの「参考文献」の欄について教わるのは形式的な部分のみです。「すべての参考文献は本文中から引用すべし」ということは教わっても「なぜ本文中から引用する必要があるのか」ということは一切触れられません。そのためか、卒業論文発表会の発表用原稿でも、本文中から引用のない文献が書かれていることもまれにあります。

 「引用する理由が分からないから」というのは、守るべき書式を守らない正当な理由にはならないのですが、実際に本文中から引用しようとすると問題が起きます。たとえば、学部4年生の後輩は、先輩の研究を引き継いで卒業研究を行ったので、参考文献にその先輩が書いた文書を引用しようとしていました。しかし、その後輩の研究は、ほぼ全面的に先輩の研究を参考にしたものであり、特定の一箇所だけに先輩の研究を使っているものではありません。……というより、よほど新しい研究でなければ、先行する研究に少し加えたものになるかと思います。一方で、参考文献の引用は、ある一文の最後や特定の単語の直後で、その文献を参考にする場所に[1]などと番号書きます。そのため、全面的に参考にしている場合は、文献の番号を書く場所がないというわけです。

 これについて、私は1つの答えを見いだしています。参考文献は「自分の論文では紹介しきれない概念や実験結果を示すために載せる」ものだと考えます。つまり、論文を書くために参考にした文献ではなく、読み手が論文の内容を理解するために参考にすべき文献が参考文献です。こう考えれば、どの参考文献も本文中から引用する必要があることも説明できます。

 これが正しいかどうかは分かりませんが、書式よりも存在理由の方が大事なはずなのに、なぜ触れられていないのか疑問です。案外、大学の方も「形が整っていればいい」という発想なのでしょうか。

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パソコンを使い始めたきっかけ

 今から13年くらい前のことでしょうか。パソコンを初めて使ったのは小学校の頃の授業です。そのときのOSは何だったのか分かりませんが、大ヒットしたWindows 95の前身、Windows 3.xか、のちにMac OSと呼ばれるようになる漢字Talkあたりだと思います。

 その授業で、キッドピクスという子ども向けのお絵かきソフトで絵を描いたことを覚えています。普通のソフトで円を描くときは、操作すると瞬時に円が描かれます。キッドピクスでは、マウスのボタンを押している間にいくつもの円が描かれ、ちょうど、いくつもの泡が発生して大きくなるように見えるエフェクトがあった気がします。

 中学校の頃にもやはり授業でパソコンを使ったことはありました。そのときのパソコンは、NECのPC9821です。今のパソコンでは、アイコンやボタンなど、グラフィックスを多用した分かりやすい操作体系がありますが、中学の授業で使っていたパソコンで起動後に表示されたのは黒地に灰色(白?)の文字だけでした。ここでは、N88 BASICという体系に従って命令を入力することで、円や線を描いたり、プログラムを実行することができるようになっていました。

 現在、パソコンを起動してCDを入れてワープロのソフトをインストールすると、それ以降はCDがなくともワープロを使えます。また、今のワープロで文字を大きくすると、画面上の文字が大きく表示されます。しかし中学校のパソコンはこの2つのどちらも違っていました。

 まず、ワープロソフトである一太郎を使うには、一太郎の入っているフロッピーディスクをパソコンに挿してからパソコンを起動します。CDの400分の1の容量もないフロッピーディスクにソフトウェアのすべてが入っていたわけです。そして、一太郎で文字を大きくする方法はあったのですが、文字を大きくする操作をしても、画面上では大きくなりません。画面上では普通の文字の隣に「大」と書いてあるだけでした。印刷したときに初めてちゃんとした文章の体裁が分かるようになっていました。

 ちなみに、中学校の頃からプレイステーションはあったと思うのですが、私はあるゲーム雑誌で、プレイステーションのゲームがC言語というプログラミング言語に従って書かれていることを知ります。そして、入門者向けのC言語の本やパソコンの仕組みについて説明されている本を買ってきて、家にパソコンもないのにプログラミングの勉強をしていました。

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ブログを書くんだ、ジャンヌ!

 PSP用のゲームソフトJEANNE D'ARKを買ってきました。JEANNE D'ARKは、ゲームシステム的にもストーリー的にも基本に忠実……といいますか、正統派のシミュレーションRPGです。

 このゲームの舞台はいつぞやのフランスとイギリスの戦いです。イギリス軍はモンスターを引き連れてフランスを倒そうとしています。主人公のジャンヌはフランス人の一人で、とある村に住んでいます。その村にイギリス軍が攻めてくるのですが、そのときたまたま身につけた(?)戦闘能力でイギリス軍を返り討ちにします。

 ゲームシステムはよくあるターン制です。まず自軍が1人1回ずつ動いて、敵が動くことを繰り返していき、ステージに設定されたクリア条件を満たすのが目標です。このクリア条件はステージによって様々で、特定の敵1人を倒すこと、敵を全滅させること、味方全員が脱出地点まで移動することなどがあります。

 ゲームシステムで注目すべきは、バーニングサイトとキャラクターの変身能力です。

 味方が敵を攻撃すると、敵をはさんで味方の反対側のマスに特殊効果が生じます。このマスに立つと、攻撃力が一時的に上昇します。そのマスがバーニングサイトです。バーニングサイトから敵を攻撃するとさらにバーニングサイトが発生するのですが、バーニングサイトを連鎖させるとさらに攻撃力が上昇します。

 また、特定のキャラクターには変身能力がついています。戦闘開始後に決まったターン数が経過すると変身できるようになります。変身が継続するターン数も決まっているのですが、変身中は攻撃力や防御力が上昇する上に、普段は使えない強力な技を使えるようになります。さらに「神獣」といって、変身中の味方のターンに敵を倒すと、もう一度行動できるようになります。

 そのため、敵に囲まれても、囲まれかたがうまければ敵を一掃できます。まず敵のHPをいくらか削ってから変身します。そして敵を1人攻撃して倒すと、バーニングサイトが発生した上にもう一度行動できるようになりますので、これをうまく使えば一気に形勢逆転です。

 また、とあるステージでは勝利条件が「ジャンヌが特定の位置に移動する」ことだったのですが、そのステージでは、打撃に弱い僧侶系の敵がうまく散らばっていました。それを利用して、ゴールからかなり離れた場所で変身、攻撃→移動→攻撃→移動を繰り返しステージクリアしたこともあります。

 SRPGをやるのは「ファイアーエムブレム紋章の謎」以来なのですが、JEANNE D'ARKは詰まったら適当な場所でレベル上げができるようになっているので、安心してプレーできます。

 ところで、ゲーム中にときどき解説が入るのですが、この解説のノリも結構面白いです。変身能力の説明では、画面一杯に絵や文章で説明して最後に「圧倒的なその力で敵に裁きを下すんだ!ジャンヌ!!」と書かれています。同じくバーニングサイトの説明では「仲間と連携して戦うんだ、ジャンヌ!!」です。部隊編成やセーブの説明では「こまめにセーブしておくんだ、ジャンヌ!!」で、何となく間抜けな感じがします。

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光ファイバーがやってきた

 ADSLは先月末にやめて、昨日の午後からは光ファイバーを使っています。昨日の午後までは光ファイバーが開通していなかったので、インターネットができない状態でした。

 先月末まではインターネットの回線がADSLだったものの、電話の収容局(?)からの距離が遠かったので、実測値で600kbps程度のスピードしか出ていませんでした。それに比べて、さすがに光ファイバーはかなり速いです。速度を測ると28Mbpsでした。今までの50倍くらいの速度です。

 今まで、映像のストリーミング再生(映像データを受信しながら再生すること)では、再生がとぎれとぎれになっていましたが、光ファイバーではスムーズに再生できます。「ココログは重い」とよく聞きますが、むしろ「こんなに速く動いていたのか」と驚くくらいの速度で表示されました。

 ところで、IP電話では音声のデータをインターネットと同じ方法で受信します。このとき、データの受信速度が十分でないと変な電子音が発生してしまいます。また、ADSLは速度保証が無く、電話の収容局から家までの距離が遠かったり、その他の状況によって速度が落ちてしまいますので、場合によってはIP電話を利用できる速度を維持できない可能性もあります。実際に私の家ではこの現象が起きていました。光ファイバーではまだ試していませんが、解決されそうです。

 大学の学部の頃の知り合いに、私の実家は「辺境の地」だと言われたことがあるのですが、そんなド田舎にも光ファイバーが届くようになったのは、さすがに世界一のネットワークインフラ国家だといえます。

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ブログで表現力は鍛えられるのか

 今頃になって就職対策本の模範回答集を読んでいたりします。去年の半ばに面接は通り、何度か内定者集会に参加し、4月には就職が決まっているので読んでも仕方ないかというと、そんな気はしません。就職してからも自己PRやら志望動機やらはたびたび言うことになると聞くので、そのためにうまい表現の仕方を身につけたいという意図も多かれ少なかれあります。

 ただ、どちらかというと面白半分……というより、面白八分といったところです。面接対策の優秀な文例は、面接対策とは銘打っているものの、面接とは関係なしに読んでも面白いものです。

 面接の頻出質問を初めて見た頃は、採用試験のエントリーシートに出てくる質問など抽象的過ぎて答えようがないと思っていたのですが、面接対策本の模範解答はうまい具合に書かれています。内定が出る前は「書く側」でしたが、今度は回答例を読み物として見てみると、短い文章中に展開されるエピソードにショートショート小説のような面白さがあることを感じます。

 あのような文章をかけるようになったらいいなとは思うのですが、なかなか難しいです。面接試験対策をしなければならなかった頃は、ある程度は質よりもスピードを考えなければなりませんでしたが、今はその必要がありません。そのため、じっくりとブログの記事で練習をしながら表現力を鍛えていきたいところです。

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薄型バインダー式手帳

 ここ半年くらいの間、アルミ製のシステム手帳を使っていたのですが、買い換えました。

 もともとはプラスチック製の革製のシステム手帳を持っていたのですが、あまり使わなかったためにホコリがついて汚くなってしまいました。記憶が定かではないのですが、ひょっとするとカビだったかも知れません。そして、汚れても簡単に洗い落とせるようにと思ってプラスチック製の手帳を買ってきたのですが、こんどは使っているうちに形がゆがんでしまいました。

 そこで買ってきたのが、数日前まで使っていたアルミ製の手帳でした。アルミ製なのでゆがむことはありませんし、水で洗っても中が腐る心配もありません。そして、触ったときの冷たさが心地よかったのですが、今では大きさがデメリットに感じられます。中身は薄くても手帳自体の厚さが3センチくらいあるのでどうしても気になります。バインダー式なので仕方ないのかも知れませんが、どうも釈然としません。しかも、触ったときに冷たさは、買ったころは心地よかったのですが、この季節になると冷たいことが欠点になります。

 今年のスケジュールを書き込むためのページを買おうと思ったときは、バインダー式でない薄い手帳にしようかと思ったこともりあました。ですが、バインダー式でないと、メモ欄のページ数をあとで増やすことができません。メモ欄を使っていて埋まってしまったときのことを考えると、心理的になかなか使いにくい所があり、単なるメモ帳を別に用意したりします。そうなると薄さの利点は小さくなり、2札を持ち歩く欠点が大きくなってきます。

 そんなこんなを考えていると、バインダー式のシステム手帳で厚さが1センチ程度の商品を近所のスーパーで見つけました。革製だったのが気になるところですが、これは良いと思い買ってきたのが、今使っている手帳です。かなり薄いので、1ページ当たり1週間しか書けないようなカレンダーを買ってくると、メモを書くための用紙がつけられなくなるかもしれません。また、ページをつけるための金具を開け閉めするのが少しやりにくい感じはします。それでも、ポケットに入ることはかなりの利点になります。

 ただ、先日、内定者集会に行ったときに、会社が用意した手帳をもらってきました。新しいバインダー式のシステム手帳を買ってから1週間以内もたっていないのに。

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