« 2013年6月 | トップページ | 2013年8月 »

Dメールを送らなかったことにするのは可能か

 だいぶ前、ニコニコ動画のチャンネルでシュタインズゲートの一挙放送を見ていました。私はXBOX360版をプレーしたことがあり、アニメ版を見たことがなかったのでアニメ版はどんなものなのだろうと見ていました。

 アニメ版だと結構いろいろな所が省略されていて、これでどれほど内容を理解できるのかなと疑問に思っていたのですが、実際に、理解しきれていないと思われるコメントを見つけました。

「Dメールを送らなかったことにするのは無しなの?」

……というのがそれです。

 今回はこの回答を書いていきますが、結論から言ってしまうと「無し」です。

 確かに最初から何もなかったことにできれば解決しそうな気がします。何もなかったことにできれば、桐生萌郁が送ったメールの内容を知る必要もなくなるので、かなり労力が減ることでしょう。しかし、それはできません。

 というのは、既にDメールを送らなかったことになっているためです。これだと意味が分からないでしょうからもう少し正確に書くと、Dメールを送信した後の世界線では、Dメールを送信しなかったことになっているのです。

 このことは、物語中でちゃんと触れられています。物語の前半で、ロト6の当選番号をDメールで送信すれば大金がもらえるのではないかというシーンがあります。このとき、送信する内容はみんなで話し合って決め、その上で実際に送信しました。いざ送信してみると、Dメール自体は「Dメール送信後の世界線の岡部」が確かに受信したのですが、他のラボメンは岡部がDメールを送信したことを知りませんし、送信履歴にもメールが残っていないのです。

 Dメールを送信したことは世界線変動「前」の出来事であって、Dメールを受信したのは世界線変動「後」の出来事です。Dメール送信により世界線が変動すると、Dメール受信の形跡は残りますが、世界線変動前の出来事であるDメール送信はなかったことになるのです。したがって、世界線変動後に「Dメールを送らなかったことにする」ということはできないのです。

“これまでの自分を否定したくないの。例え失敗ばかりだったとしても、それを含めて今の自分があるんだから”(牧瀬紅莉栖)

 さすが天才科学者はいいこといいますね。

 ちなみに、最初に挙げたコメントは、物語の途中、どうDメールを送信すればまゆりが死ななくなるのか試行錯誤しているあたりで出てきたものです。このコメントを書き込んだ人も、物語を最後まで見れば「なかったことにはできない」なと思ったかも知れません。

 このほか、「Dメール送信後にタイムリープして過去に戻ったとき、Dメールを送信し直していないのは問題ないのか」という疑問を抱く人もいますが、同じ理由で「必要ない」という答えになります。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

注意一秒、怪我一生

 ふとしたきっかけで、「注意一秒、怪我一生」の意味を調べるに至りました。この言葉、どうやらいろいろな意味で使われているようで、ちょっとウェブで調べてみると次の3通りが出てきました。一番目が正しい意味です。

○ 注意を一秒でも怠ると、一生治らない怪我を負う。
× 注意を一秒でも怠ると、一生治らない怪我を負わせてやる。
× 注意して一秒でも待てば、一生治らない怪我を回避できた。

 私は小学生の頃、交通マナー教室みたいなものをやっているとき、教師から「一秒でも注意していたら一生の怪我を負わなくて済むんだ」と言われ、その通りの意味に覚えていました。一秒間だけ注意しても全然足りないだろうと思い、今になって調べてみたところ、意味が全く違うことを知りました。

 「注意一秒、怪我一生」なんていう、単語をただ並べただけの言葉では、間違って意味が伝わるのも不思議ではないように思います。もう少し注意してフレーズを考えて欲しいものです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2013年6月 | トップページ | 2013年8月 »