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友達とは何かを考えたら必要ないものだった

 最近はTSUTAYAからアニメDVDを借りてくるのがマイブームになっているのですが、今度は「僕は友達が少ない」を借りてきました。DVD1巻に出てくる「エア友達」という概念に衝撃を受けてそのまま最後まで楽しく見てしまいました。

 ただ、この作品は「ぼっち」に対する誤解を広めそうだなとも思いました。この作品はギャグ路線を行っていて「友達を作りたいのに作れない」状況をおもしろおかしく書いているフィクションであり、現実に友達がいない、あるいは少ない人はこういう奴なんだという話ではないと思います。「そりゃあ、現実の人は『エア友達』なんて妄想はしないだろう」……という話ではなくて、友達を作りたいという所がまず違うかと思います。

「友達がいる方が望ましいと考えていて実際に十分な人数の友達がいる」人にとっては「友達などいなくていい」という考えが想像できないようで、「友達などいなくていい」という発言はやせ我慢やツンデレだ……くらいに思っています。なんて傲慢な発想なんだろうと思います。

 他人とのつながりというのは利害関係が基本です。……なんてことをいうと「金で友達を買うのか」なんて狂った発想をする人も出てきそうですが、そういう話ではありません。物の考え方、感じ方、常識なんてものは人によって全然違うものであって、そう簡単に共感できる物ではありませんし、共感する必要もないのです。ですからそんな過干渉はやめて、自分に損害をもたらさなければそれでいいでしょ、という意味で「利害関係が基本」です。このくらいの接し方をしている相手を友達というのは違和感があるかと思いますが、これがちょうどよい距離感ですから、友達は必要ないといえます。

 ところで、「一年生になったら」という曲には「ともだち100人できるかな」というフレーズがあります。富士山の上で100人でおにぎりを食べたいそうです。100人の友達を作って100人でおにぎりを食べて、残りの1人はどこへ行ってしまったのでしょう。友達というのは恐ろしいものですね。

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