新入社員をコケにする記事をコケにする

 この時期、新入社員をコケにする記事を見かけるものですが、今年は記事そのものに思うところがあると言いますか、文句をつけたくなってしまったのでここに書いてしまいます。

ゆとり世代!?常識はずれな新入社員の言動「母に確認」「上司にうんうん」「マジ連呼」「3日目で有給」
http://news.livedoor.com/article/detail/8892980/

「メモをとることを教えたら、iPadでもいいですかと聞かれた。『まずは周りのやり方に合わせることも大事だよ』と指導した」

 iPadをいきなり使い始めたのを非常識だというならまだ分かりますが、先にいいですかと聞くのは常識外れどころか常識に沿っているのではないかと思います。

 もっとおかしいと思うのはこの指導の方で、この新入社員は周りを見て確認した可能性があります。周りを見てiPadでメモを取っている人がいれば「使っても良い」と判断できる一方、使っている人がいなかった場合、それが社則で禁止されているから使っていないのか、単にその気がないだけなのか判断できる材料がありません。だったら質問するのが良いわけです。この先輩は、新人がそういう判断をしていないことを確認した上でこのセリフをいったのかどうか気になります。

「仕事を教えていたら、おもむろにテープレコーダーを出してきた。ノートにメモを取らせた」(中略)さすがはデジタルネイティブ世代。

 テープレコーダーってアナログなのに、「さすがはデジタルネイティブ」の感想が出てくるのって大丈夫でしょうか。あと、「デジタルネイティブ」っていう単語自体が久しぶりですね。時代に取り残されている人がこの記事を書いているのかもしれないと疑ってしまいます。

「あだ名で呼んでくれと要求してくる」(31歳/女性/情報・IT)

 私の先輩にそういう人いますw もう入社10年です。議事録にもあだ名で書かれ、部長クラスの人にも後輩にもあだ名で呼ばれています。本部内の人から本名で呼ばれることがあったかどうか怪しいくらいです。

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転職

 ここのところ、私の周りでは退職者が相次いでいます。寿退社した人、旦那が外国に転勤になってついていった人、新人の頃からやりたかった仕事を手に入れた人、実家が経営している会社を継ぐことになった先輩……。

 そして来週、新人の頃から同じ部だった同期が、実家を継ぐという理由で退職するらしいです。それだけではなく、同期でもう1人、今まで身につけたスキルとは関係のない部署への異動させられたのが不服で今月退職する人が出ました。

 周りで誰かが退職すると、残った人にその仕事が分担されるので、1年前は定時退社が当たり前だった私も、今では1日3時間の残業が当たり前のようになってきてしまいました。

 こうなってくると新人の頃の願望を思い出してしまうわけです。

 私はもともと開発の部署に行きたかったのに、どういうわけかシステム管理をやる部署にいます。システム管理なんて、出来合いの製品を設定したりログを見たりするだけで、自分では何も作れません。良いことといったら需要があるので退職に追い込まれる心配が少ないことでしょうか。

 それでも残業が少なかったので、どこへ異動の希望を出す出もなく、転職する出もなく今を迎えているのですが、残業が多くなってくるとこの部署に留まる理由が無くなってしまうのです。さっき退職していった人に、新人の頃から望んでいた仕事を手に入れた人がいましたが、その人がうらやましいと感じて仕方がないです。

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長時間労働をやめさせるには……

 過労死しそうな人を救うことはできるのか、ということを考えさせられる事態に陥っています。

 私がときどき訪れている個人のブログがあるのですが、そのブログの管理人が残業地獄に陥っていて、体調をくずしているそうです。何でも、体調不良で1日の休暇を取ってみたものの、休んでいた日の記憶が半日分くらいぽっかりと抜けているんだとか。

 実際に対面したわけではないのと、その辺の病気に詳しいわけでもないで断定できないところがあるのですが、酔っているわけでもないのに記憶が飛ぶというのは相当に危険な状態なのではないかと心配しています。

 こういうのは、管理職を刑事告発できたりしないのかと思って少し調べてみたのですが、出てくるのは、残業代をもらえない場合に労働基準監督署に告発して残業代をもらうという程度です。「残業代を出せ」と訴えるのは匿名で記できないことですから、これでは告発する人が不利益を被る可能性が高いです。そうではなく、過労死が出かねない長時間労働をさせたら、働かせる奴に刑事罰を与えるようにしないと。今のままでは不法な労働のさせ放題です。

 世間のニュースでは刃物やら毒やらを使った殺人罪は、殺した人が1人でも犯罪が疑わしくても死刑だ死刑だの大合唱になります。一方で、重労働で何人を殺しても無罪放免になっているところを見ると、世の中腐ってると思えてきます。会社による人殺しを防ぐには、こういうところをちゃんとやるべきではないかと思います。

 それにしても、危ない状態になっているブログの管理人をどうにか救うことはできないでしょうか。

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以下、2011/02/06追記

 長時間労働していたブログの管理人ですが、残業禁止令が出たそうで助かったみたいです。なんでも、会社の業績が悪いから残業を禁止するとか。無賃残業をさせるような会社ではないそうで、本当に残業せず定時退社しているそうです。

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Google風PowerPointテンプレート

 去年、部内の新人が、新人研修で教わったことをPower Pointにまとめて発表するという機会がありました。会社で使うプレゼン資料というのは会社指定のものだったりするので、新人がそれぞれ好きなテーマを選んでいたのを見て、うらやましく思っていました。

 そこで、私もちょっとテーマを作ってみました。ただ、私は去年の新人ではなかったため、このテーマを使う機会がありませんでした。このままお蔵入りにするのも難なので、作ったテーマはこのブログにアップしておきます。誰か使って下さい。使用できる場面はかなり限られていると思いますが、使用したら度肝を抜くのではないでしょうか。

「GoogleTheme.lzh」をダウンロード

Googletheme

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昇給試験に合格しました

 論文課題つきの昇給試験を受けていたのですが、1日に合格通知が来ました。めでたしめでたし。同じ部所の人は私の他に6人も受験したのですが、合格したのは私だけでした。入社3年目や4年目が受ける試験なのに、なんでこんなに難関なんでしょうか。

 ちなみに、私は下に書いたとおり、「論文」課題で要求されている文章は論文じゃないだろうと文句を書いてきたのですが、今でも同じように思っています。

階級の壁
http://observer.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-8727.html
論文に自己紹介はいらない
http://observer.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-c11f.html
論文提出
http://observer.cocolog-nifty.com/blog/2010/01/post-8eaa.html

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論文提出

 1ヶ月くらいかけて苦労して書いた「論文」は昨日提出してきました。昨日は23時30分まで残って論文を書いていたので、今日は体調不良気味です。

 それにしても、人事に読ませる論文らしき文章は、本物の論文とは大きく違っていました。人事向けの論文らしき文章は、問題の分析が重要で、解決策や結果はおまけのようなものでした。これでどこが論文なのかと疑問に思います。

 論文というのは、自分が導き出した証明や、問題の解決手法を書いて、世間が直面している問題を解決するための文章です。たとえばJPEGよりも優れた画像圧縮方法に関する論文だったら、その圧縮方法を詳しく書くべきです。JPEGの問題を詳細に分析する意味はありません。

 そもそも論理というのは、あいまいさが生まれないように正確に書かれた筋書きのことであり、たとえば数学の証明や、プログラミングのソースコードのことです。論文の場合、解決策を正確に厳密に書くから論文なのです。

 現状の問題を詳しく書いているのは論文と言うより解説文というべきでしょう。

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論文に自己紹介はいらない

 論文を一通り書いたのですが、半分くらい書き直しを命じられて、やる気がなくなっています。

 どうにも不条理だと思うのは、部長やら課長やらの意見を聞いていると、その通りに書いていったら「論文」ではなく「感想文」ができることです。

 昇進論文では、冒頭で自分の所属やら担当している職務を書いたり、自分の業務がどのように苦労をするのか、それをどう改善したのかを詳しく述べるらしいです。

 私が思うに、論文は、客観的な事実がどうあるかを述べるものですから、自己紹介を本文に書くものではありません。「苦労」なんていうのは完全に主観ですから、これも論文に書くことではありません。そういう内容が求められる文章だったら、「論文」なんて呼び方を借りないでほしいとすら思います。

 苦労話なんて読んで何の役に立つのかと疑問に思います。役に立たない「論文」を、休日返上で何時間も書く羽目になり、しかも文句を言われながら書き直していると、何のためにこんなことをしているのか分からなくなります。

 昇進しても大して給料が変わるわけではなく……。というより、今の給料でも十分足りているので、給料が変わったとしてもあまり魅力がないのです。

 昇進すれば今までとはまったく別の技術を知ることができる……というなら面白そうだとも思えるのですが、階級が上に行くにしたがって技術とは離れていくんですよね。苦労してわざわざつまらない方向へ進んでいく気になれません。

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階級の壁

 昇進試験で論文を書く羽目になりました。私は技術論文以外の論文は書くどころか読んだことすらないのですが、昇進試験の論文はもちろん人事に読ませるためのものです。おまけに、課長から「技術に走らないでね」なんて言われてます。どうすれば良いやら。

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遅刻ギリギリの全力疾走

 今日は珍しく寝坊してしまいました。目が覚めたのはいつもより1時間も遅い時間です。住んでいる寮から駅までは徒歩13分、駅を降りてから会社までが7分、電車に乗っている時間も加えて、目が覚めたときの時刻足すと……就業時間を4分オーバーします。寮の私の部屋は5階ですし、会社のビルの私の席は12階なのでエレベーターの時間も少しかかります。しかし私が所属している部は遅刻に厳しいので、なんとしても間に合わなければなりません。

 とにかく急いで、ズボンをはきワイシャツを着ました。寝癖が大変なので10秒だけ直して、寝癖直しのスプレーとクシは持って行きます。ネクタイは電車の中でつければいいので手に持って、上着も手にかけて、あとは全力疾走です。徒歩4分に相当するくらいの距離を走ったらバテてしまいました。日頃の運動不足を嘆きつつ駅まで急ぎます。

 電車に乗ったのは、目が覚めてから15分後でした。一体どうやればこんなハイスピードで電車に乗れるのかと自分でも不思議です。しかも自販機でミネラルウォーターを買う余裕もありました。

 結局、就業時間の3分前くらいに自分の席に着くことができました。普段の自分はずいぶん余裕を持って行動しているんだなと感心します。

 話は変わりますが、世の中にはハインリッヒの法則というものがあります。うろ覚えですが、1つの重大な失敗の前には29のヒヤリとする失敗(軽微な失敗)があり、300件のハッとするような問題点があるらしいです。

 私は入社してから、電車の遅れ以外では遅刻はなく、遅刻ギリギリで出社したことは過去に1度だけあります。遅刻ギリギリは今回で2回目ですから、寝坊や電車の乗り間違えをやらかしても、あと27回は遅刻せずに済むのでしょう。遅刻ギリギリは年1回のペースなので、遅刻は30年に1回の計算になります。定年までに1回か2回程度の遅刻があるのかもしれません。

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新人の頃に言われたこと

 新人の頃、3年上の先輩がつぎのようなことを言っていたのをときどき思い出します。

「技術は誰でも身につく。重要なのはコミュニケーション能力だ。」

 かなり通り一遍なセリフです。人の生活を便利にするのは科学技術に他ならないと考えている私にとって、仕事をする上で重要なのはコミュニケーションだということは納得のいかない主張でもあります。

 今となってこのセリフを考えると、当たっていたり外れていたりするなと思います。

 私はコンピューター関連の技術職ですが、仕事で使うような技術は広くも深くもないというのが本音です。世の中でITが急速に発展していっても、仕事で使っている技術はいつもほとんど同じです。そのため、仕事で使うだけの技術は一度身につければほとんどそれっきり。新技術もある程度は学ぶ必要もありますが、世の技術の進歩に比べればほんの少しなのです。その代わり、業務的な面の進歩は多く求められます。

 その点を考慮して、先ほどのセリフをちゃんと書くとこうなります。

「(仕事で使う範囲の)技術は誰でも身につく。重要なのはコミュニケーション能力だ。」

 知らない技術は山ほどあるのに技術が身についているなんて言えたものではないです。そして、技術職なのに一番重要なのは技術ではないというのも情けない話です。「とにかく技術を身につけろ」というくらいの仕事であればやる気も出るでしょうが、実際のところは「仕事は生き甲斐にはならない」というところが現実かなと思います。

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